ブリキ製洗濯バサミ 『さゞなみピンチS型』
懐かしい物を見つけた。
野暮用で近くのディスカウント量販店に行った際に洗濯バサミ売り場で見つけた【ブリキ製】の洗濯バサミである。
製品名は『さゞなみピンチS型』と書いてある。
どうやら、他の製品を見てみても洗濯バサミは『ピンチ』と言うらしい。
そのピンチだが、私がガキの頃にはブリキ製が当たり前に有りいつ頃からかプラスチック製品が主流になっていった。
どう考えても、洗濯バサミとしての機能はプラスチック製品に軍配が上がる。
しかし、ブリキ製の洗濯バサミはふた昔前は他にも使用用途があった。
それもバイク乗りが使っていた。
水冷が全盛で空冷でもよほどの悪条件が重ならない限りオーバーヒートしないの現在では考えられないが、70Sの時代はまだ街にはGT750以外水冷車は無く、空冷2サイクル車や4サイクルはOHVが当たり前で自動車も空冷や2サイクル走っていた、水冷やDOHCなんかは夢の時代の話である。
それと、ブリキ製洗濯バサミがなんで関係あるかは???ではないかな。
緒先輩は直ぐお解かりであろう。
昔はやりました。
その、ブリキ製洗濯バサミで。果たして効果は有ったかどうかは別ですが…
そうなんです。空冷のシリンダーフィンにその『ブリキ製洗濯バサミ』を挟んでフィンの表面積を増やしてオーバーヒートを防ごうという考え方ですよ。
走行中は、整流効果の問題からより悪い方向に行っていたような気がしないでもないですが、当時無知な少年は先輩の言われるがままに、CL250なんかのシリンダーフィンにこれでもか!とブリキ製洗濯バサミを付けていました。
今となっては笑い話のようですが、そりゃ当時としては真剣でしたよ。
『ブリキ製洗濯バサミ』を見た瞬間の記憶の中のCLやTX500の180度クランクのパラツインの軽快な音が蘇りました。
それに比べると僅か25年余りの間にバイクはとてつもなく進化し、何故か何処のメーカーも同じ様な物になり個性が無くなったのは残念でもあります。
とうとう、BMWまでもが、縦置きを捨て横置きの4気筒になり、突き詰めると同じ形になるのは私も技術者の端くれとして解ります。
しかし、バイクを選ぶ目的が性能だけになってしまったのは悲しい現実です。
私は、しばらく今の相棒のフラットツインとVツインに乗るでしょう。
ちょっと隼に心がぐらついていますが…
野暮用で近くのディスカウント量販店に行った際に洗濯バサミ売り場で見つけた【ブリキ製】の洗濯バサミである。
製品名は『さゞなみピンチS型』と書いてある。

どうやら、他の製品を見てみても洗濯バサミは『ピンチ』と言うらしい。
そのピンチだが、私がガキの頃にはブリキ製が当たり前に有りいつ頃からかプラスチック製品が主流になっていった。
どう考えても、洗濯バサミとしての機能はプラスチック製品に軍配が上がる。
しかし、ブリキ製の洗濯バサミはふた昔前は他にも使用用途があった。
それもバイク乗りが使っていた。
水冷が全盛で空冷でもよほどの悪条件が重ならない限りオーバーヒートしないの現在では考えられないが、70Sの時代はまだ街にはGT750以外水冷車は無く、空冷2サイクル車や4サイクルはOHVが当たり前で自動車も空冷や2サイクル走っていた、水冷やDOHCなんかは夢の時代の話である。
それと、ブリキ製洗濯バサミがなんで関係あるかは???ではないかな。
緒先輩は直ぐお解かりであろう。
昔はやりました。
その、ブリキ製洗濯バサミで。果たして効果は有ったかどうかは別ですが…
そうなんです。空冷のシリンダーフィンにその『ブリキ製洗濯バサミ』を挟んでフィンの表面積を増やしてオーバーヒートを防ごうという考え方ですよ。
走行中は、整流効果の問題からより悪い方向に行っていたような気がしないでもないですが、当時無知な少年は先輩の言われるがままに、CL250なんかのシリンダーフィンにこれでもか!とブリキ製洗濯バサミを付けていました。
今となっては笑い話のようですが、そりゃ当時としては真剣でしたよ。
『ブリキ製洗濯バサミ』を見た瞬間の記憶の中のCLやTX500の180度クランクのパラツインの軽快な音が蘇りました。
それに比べると僅か25年余りの間にバイクはとてつもなく進化し、何故か何処のメーカーも同じ様な物になり個性が無くなったのは残念でもあります。
とうとう、BMWまでもが、縦置きを捨て横置きの4気筒になり、突き詰めると同じ形になるのは私も技術者の端くれとして解ります。
しかし、バイクを選ぶ目的が性能だけになってしまったのは悲しい現実です。
私は、しばらく今の相棒のフラットツインとVツインに乗るでしょう。
ちょっと隼に心がぐらついていますが…
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