東京→鹿児島 『つばめカッコイイ!』
連休開けの月曜の朝、まだ朝焼けの空の下、羽田に向かう。
久しぶりの九州鹿児島出張である。
最近は、余り出張も無く空港自体も久しぶりである。
空港に来ると、また悪い虫が騒ぎ出す。
久しぶりに台湾にでも行きたい。
貯まったマイルも使い切れ無いのが現状で、ICに変換し空港でそばを食べても食べ切れ無い。
かと言って、マイルを充当して海外旅行とはいかず、現実論として休みが無いのと休みは疲れを取るのが現在の休みの使い方である。
今朝も、そのICでそばを食う。気分だけはと、さんぴん茶をお供に…

フライトはJL1863、シップはB777-200。
旧JAS機の3Class仕様だ。
定刻にプッシュバックが始まる。
後は夢の中…
鹿児島は、2年ぶり位か。生憎、鹿児島の空からは大粒の雨が落ちてきている。
レンタカーを借りる。
三菱のColtだ。
まずは、旧牧園町へ向かう。
しかし、大好きな鹿児島のざぼんラーメンが食べたい。
通り道の店に寄ったが、流石にこんな朝からラーメンを食べる人はいないらしく、11:00開店なので今は諦める事にする。
空港の滑走路の脇をかすめ、山道を走る。
途中で『嘉例川駅…』の看板を見掛ける。
しかし、走行中の為に何だか読み切れなかった。
とりあえず、その嘉例川駅に行ってみる。
肥薩線の駅で開業百四周年と書いてある。
現在は、ご多分に漏れず無人駅となっているが木造の駅舎は綺麗に手入れがされており、駅守のおばぁちゃんが尋ねる人に挨拶をしていた。
詳しくは、『歴史的建造物』のカテゴリーで。
13:00のアポイントであったが、先方の予定がずれ込み、時間が空いた。
結局、昼飯を食べに空港の近くまで戻る。
向かった先は勿論、ざぼんラーメン。
ラーメンを食べ、また牧園に戻る。
旧牧園町での仕事を終え、鹿児島市内へ向かう。
今日の宿はワシントンホテルプラザ鹿児島である。
ホテルでのチェックインを済ませ街に出る。
しかし、大雨だ。
天文館通より市電で新しくなった旧西鹿児島駅、鹿児島中央駅に向かう。


想像以上に立派な駅であった。
折角なので、《九州新幹線つばめ》を見に行く。
800系はさすがにJR九州とばかりに、普段見慣れた新幹線とはイメージが全く違い、どちらかというとヨーロッパのEC辺りを連想させる洗練された車体である。

その後、駅ビルに夕食に出かけ、市電の乗り場に向かう。
しかしである。市電はいた。でも、私達の目の前を通り過ぎ、その市電は行ってしまった。
ホームの電光掲示板は『本日の電車は終わりました』とさ…
タクシーでホテルに向かう。
明日は天気はどうだろうか…
久しぶりの九州鹿児島出張である。
最近は、余り出張も無く空港自体も久しぶりである。
空港に来ると、また悪い虫が騒ぎ出す。
久しぶりに台湾にでも行きたい。
貯まったマイルも使い切れ無いのが現状で、ICに変換し空港でそばを食べても食べ切れ無い。
かと言って、マイルを充当して海外旅行とはいかず、現実論として休みが無いのと休みは疲れを取るのが現在の休みの使い方である。
今朝も、そのICでそばを食う。気分だけはと、さんぴん茶をお供に…

フライトはJL1863、シップはB777-200。
旧JAS機の3Class仕様だ。
定刻にプッシュバックが始まる。
後は夢の中…
鹿児島は、2年ぶり位か。生憎、鹿児島の空からは大粒の雨が落ちてきている。
レンタカーを借りる。
三菱のColtだ。
まずは、旧牧園町へ向かう。
しかし、大好きな鹿児島のざぼんラーメンが食べたい。
通り道の店に寄ったが、流石にこんな朝からラーメンを食べる人はいないらしく、11:00開店なので今は諦める事にする。

空港の滑走路の脇をかすめ、山道を走る。
途中で『嘉例川駅…』の看板を見掛ける。
しかし、走行中の為に何だか読み切れなかった。
とりあえず、その嘉例川駅に行ってみる。

肥薩線の駅で開業百四周年と書いてある。
現在は、ご多分に漏れず無人駅となっているが木造の駅舎は綺麗に手入れがされており、駅守のおばぁちゃんが尋ねる人に挨拶をしていた。
詳しくは、『歴史的建造物』のカテゴリーで。
13:00のアポイントであったが、先方の予定がずれ込み、時間が空いた。
結局、昼飯を食べに空港の近くまで戻る。
向かった先は勿論、ざぼんラーメン。
ラーメンを食べ、また牧園に戻る。
旧牧園町での仕事を終え、鹿児島市内へ向かう。
今日の宿はワシントンホテルプラザ鹿児島である。
ホテルでのチェックインを済ませ街に出る。
しかし、大雨だ。

天文館通より市電で新しくなった旧西鹿児島駅、鹿児島中央駅に向かう。



想像以上に立派な駅であった。

折角なので、《九州新幹線つばめ》を見に行く。

800系はさすがにJR九州とばかりに、普段見慣れた新幹線とはイメージが全く違い、どちらかというとヨーロッパのEC辺りを連想させる洗練された車体である。


その後、駅ビルに夕食に出かけ、市電の乗り場に向かう。
しかしである。市電はいた。でも、私達の目の前を通り過ぎ、その市電は行ってしまった。
ホームの電光掲示板は『本日の電車は終わりました』とさ…
タクシーでホテルに向かう。
明日は天気はどうだろうか…
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ざぼんラーメン 『いやぁ~美味しいです』
肥薩線嘉例川駅 『偶然の発見』
鹿児島に出張中、たまたま見つけた、嘉例川駅。
開業百四周年の由緒正しき駅である。
駅舎は、木造の建物で国の有形文化財に指定されている。

駅前広場は結構広く、木造の駅舎の脇に立派な木が立っていてジオラマの最高の素材となりそうな雰囲気を醸し出している。

改札は昔からの木で出来た通用門だ。
照明は、傘の付いた白熱球。
昔は乗降客も結構いたのであろう。
駅舎自体は立派であるが、現在は無人駅になっている。
待合室に、一人のおばあさんがいた。
駅を訪ねて来た人に、人懐こく話し掛け、昔話を聞かせてくれた。
11月11日にはコンサートも開かれるらしく、印刷された紙を渡してくれた。
今はこのおばあさんが駅守をしているのであろう。
駅舎の中は素晴らしく綺麗に手入れをされている。
古い木造の駅舎とおばあさん。
何とも、いい時間が流れている。
木で出来た改札を抜け、ホームに出る。
現在は使われていなく、線路も撤去された対面式のホームがある。
昔は編成も長かったのだろう。

かさ上げ前のホームが長く延びている。
その昔はSLに引かれた、貨客混合列車が往来していたのだろう等と考えていたら、隼人から人吉に向かう、三両編成のディーゼルカーが入線して来た。

僅かな、乗客を乗せ人吉に向かい発車して行った。
ディーゼルエンジンの音が無くなると、また静かになる。
音は、屋根を叩く雨音だけである。
何とも、ゆっくりとした時間が流れ一時の大切な時間を楽しめた偶然な、嘉例川駅との出会いであった。
おばあさんにお礼を告げ、現実にアクセルを踏んだ。
開業百四周年の由緒正しき駅である。

駅舎は、木造の建物で国の有形文化財に指定されている。


駅前広場は結構広く、木造の駅舎の脇に立派な木が立っていてジオラマの最高の素材となりそうな雰囲気を醸し出している。

改札は昔からの木で出来た通用門だ。

照明は、傘の付いた白熱球。

昔は乗降客も結構いたのであろう。
駅舎自体は立派であるが、現在は無人駅になっている。
待合室に、一人のおばあさんがいた。
駅を訪ねて来た人に、人懐こく話し掛け、昔話を聞かせてくれた。
11月11日にはコンサートも開かれるらしく、印刷された紙を渡してくれた。

今はこのおばあさんが駅守をしているのであろう。
駅舎の中は素晴らしく綺麗に手入れをされている。
古い木造の駅舎とおばあさん。
何とも、いい時間が流れている。
木で出来た改札を抜け、ホームに出る。
現在は使われていなく、線路も撤去された対面式のホームがある。
昔は編成も長かったのだろう。


かさ上げ前のホームが長く延びている。
その昔はSLに引かれた、貨客混合列車が往来していたのだろう等と考えていたら、隼人から人吉に向かう、三両編成のディーゼルカーが入線して来た。


僅かな、乗客を乗せ人吉に向かい発車して行った。
ディーゼルエンジンの音が無くなると、また静かになる。
音は、屋根を叩く雨音だけである。
何とも、ゆっくりとした時間が流れ一時の大切な時間を楽しめた偶然な、嘉例川駅との出会いであった。
おばあさんにお礼を告げ、現実にアクセルを踏んだ。