島後→島前→島後 『素晴らしい景色と素晴らしい人柄』
夕べは早く寝た。
6時起床。
島前の由良比女神社に向かう。
島後の西郷港から島前の別府港まで、08:30発の隠岐汽船のフェリーしらさきに乗る。
フェリーしらさきは2500tonクラスの中位のフェリーだ。
特二等を陣取り爆睡。
寝ているうちに、島前の菱浦港に着いた。
フェリーは、菱浦港を経由して西ノ島の別府港に着く。
菱浦から別府はほんの僅な時間だ。
別府港の下船口に、どうまえレンタカーの係員は立っていた。
今日の相棒は、ホンダの名前判らない軽。
まずは、由良比女神社に向かう。
しかし、由良比女神社の宮司さんは、いつもは神社にはおらず、自宅に居ると言う。
昨日、電話をした際に『明日は祭だから、午後はためで午前中に来て頂けると助かります』と言われていたので、まずは宮司さん宅へ向かう。
今日と明日は、隣の日吉神社の奉納祭があるとの事で準備が進んでいた。
『2時から奉納祭が始まるから是非見に来なさい』とお誘いを受けたので、朱印帳を預けて、由良比女神社に参拝に行く。
そこで、初めて知った。
以前テレビで、『イカが大量に押し寄せる浜のある神社』と紹介されていたのが、印象に残っていたが、それが由良比女神社だった。
目の前の入り江は『イカ寄せの浜』となっていた。
言われ等の詳しい事はこちらで。




その後、参拝を済ませる。
これで、一応島前での目的は終わった。
あとは、2時に朱印帳を取りに行く事。
その間、隠岐と言ったら、青い海をバックに高台に牛や馬が放牧されているのが、私の隠岐のイメージだ。
それを探しに行く。
今回は、レンタカーに地図が付いていなかったのて、漁協の中の案内所の地図を貰う。
摩天崖展望所の所に馬や牛のマークが有ったので、摩天崖展望所に狭い道を登って行く。
国賀浜との分かれを右折し、更に急になった坂を登る。
道路一面に、どうも馬糞らしい物が点在する。
その数はどんどん増えてくる。
そして、小さなブラインドコーナーを抜けた所に、大きな牛は突然現れた。

それも、我々の行こうとする狭い道路のど真ん中に、威風堂々と突っ立っている。
さて?
『牛のどかし方知っている人いますぅ~』
因みに私は知らない・・・
先日テレビで、マツコデラックスが、軽自動車を土手から落としていた番組があったが、牛の力はそんなもんではないの位、私の貧素な脳でも考えられる。
で、しばらくにらみ合い。
さすが牛である。
多分、考えられる事は私と同程度であろう。
全く動かない。
仕方ないので、ジリジリと近寄ってみる。
もちろん、車ごとである。
したら、どうであろか・・・
牛は、ゆっくりと道を開けてくれた。
なるほど・・・
しかし、これは牛との道の取り合いの序の口だった。
その先を更に登る。
この景色である。

私が求めていた、隠岐の景色は!
駐車場に車を留めて、摩天崖展望所に向かい歩く。


もう、最高!
私の中のイメージそのままだ!
少し、違うのは足元のウンコだらけな事。
摩天崖展望所でしばらくの時間を過ごした後、坂を下る。
国賀浜に向かう。
駐車場に車を置き、更に歩いて坂を下る。
目指したのは、通天橋。
古代の溶岩が波の侵食により出来た奇岩だ。
想像より遥かに大きい。
崖の上には先ほどいた、摩天崖展望所が見えて、ウォーキングコースが有ったが、とんでもない急坂であった。
車に戻り、一旦浦郷の街に戻る。
とりあえず、食事。
2時にお招き頂いた、日吉神社の奉納祭を見る。
着物と言い、躍りやそのリズムと言い、とても不思議な奉納祭を見せて頂いた。
再び、島の西を目指す。
鬼舞展望所に向かう。
赤ノ江の集落からどんどん坂を登る。
山の尾根を走るスカイラインに出る。
西ノ島の一番西の鬼舞展望所の下に着き、あとは小高い山を登る。
下から見るより、遥かに高い。
登りきったら結構、ヘロヘロ。
小高い山を降りて、先ほどの道の舗装が終わった道の先を突き進む。
馬の『邪魔くさいぞ』と言わんばかりの視線を浴びながら・・・

道の先はこうなっていました。

クロカン4WDなら、もう少し進みたかったが、坂を登らなかったら帰れなくなってしまうので、途中だが戻る事とする。山の中腹で赤尾展望所に向かう。
いい調子で走っていたら、前方から来た来た!
牛の大群である。
道路を普通に歩いている。
20頭はいるだろうか?
いや、もっといる。
その、ほとんどは親子である。
歩きながら、おっぱいを飲んでいる子牛もいる。
こうなると、どう進んでいいか解らない。
しかし、どうも牛の方が慣れているようだ。
近くに車で寄ると、スルスルと避けてくれる。
親牛はいいが、子牛はそこまでは避けてくれない。
そして、その子牛が驚いたら、親牛は多分怒ったら、そりゃ大変だからね。
牛の大群の中をゆっくりゆっくりと進む。
その列を抜けて、赤尾展望所に到着。
ここも綺麗な景色である。
眼下に通天橋が見える。
しばらく、ゆっくりした後先ほど来た道を戻る。
そうである。
先ほどの牛の大群を後追いするのである。
やはり、追い付いた。
後ろから行くのは、正面から行くのよりやだな(∋_∈)
なんか蹴られそうで・・・・
フェリーの時間がだんだと迫ってきたので、別府に戻る。
帰りに船引運河に立ち寄る。


西ノ島での最後は黒木御所跡。
フェリー乗り場に着き、ちょいと時間があったんでコーヒータイム。
フェリーしらさきが入港して来た。
あと乗船したら、もう夢の中。
途中、海に沈む夕陽を見たかったが、残念ながら曇りとなってしまった。
西郷港にフェリーしらさきは定刻に接岸した。
今日の宿は、隠岐プラザホテルである。
港から歩いて7~8分の距離だろう。
しかし、親父とお袋が結構バテて。
タクシーで行こうかな?と、考えながら下船ブリッジを歩いていたらなんとホテルの方が迎えに来て頂いていた。
確かに、西郷港到着の船便名はメールに記載してあったが、とても嬉しいはからいであった。
ホテル自体は、そんなに新しいホテルでは無かったが、料理はおいしかったし、迎えに来て頂いたドライバーさんや仲居さんも優しい笑顔の人だった。
特にレストランのウエイトレスさん『島の話』が面白く、方言の話や都会に行った時の話等楽しい時間を過ごす事が出来た夜となった。
島の暮らしも良いもんではないかな?
本日の移動距離
航路=72km
走行=48km
合計=120km
6時起床。

島前の由良比女神社に向かう。
島後の西郷港から島前の別府港まで、08:30発の隠岐汽船のフェリーしらさきに乗る。
フェリーしらさきは2500tonクラスの中位のフェリーだ。

特二等を陣取り爆睡。
寝ているうちに、島前の菱浦港に着いた。
フェリーは、菱浦港を経由して西ノ島の別府港に着く。
菱浦から別府はほんの僅な時間だ。
別府港の下船口に、どうまえレンタカーの係員は立っていた。
今日の相棒は、ホンダの名前判らない軽。

まずは、由良比女神社に向かう。
しかし、由良比女神社の宮司さんは、いつもは神社にはおらず、自宅に居ると言う。
昨日、電話をした際に『明日は祭だから、午後はためで午前中に来て頂けると助かります』と言われていたので、まずは宮司さん宅へ向かう。
今日と明日は、隣の日吉神社の奉納祭があるとの事で準備が進んでいた。

『2時から奉納祭が始まるから是非見に来なさい』とお誘いを受けたので、朱印帳を預けて、由良比女神社に参拝に行く。
そこで、初めて知った。
以前テレビで、『イカが大量に押し寄せる浜のある神社』と紹介されていたのが、印象に残っていたが、それが由良比女神社だった。
目の前の入り江は『イカ寄せの浜』となっていた。

言われ等の詳しい事はこちらで。





その後、参拝を済ませる。
これで、一応島前での目的は終わった。
あとは、2時に朱印帳を取りに行く事。
その間、隠岐と言ったら、青い海をバックに高台に牛や馬が放牧されているのが、私の隠岐のイメージだ。
それを探しに行く。
今回は、レンタカーに地図が付いていなかったのて、漁協の中の案内所の地図を貰う。
摩天崖展望所の所に馬や牛のマークが有ったので、摩天崖展望所に狭い道を登って行く。
国賀浜との分かれを右折し、更に急になった坂を登る。
道路一面に、どうも馬糞らしい物が点在する。
その数はどんどん増えてくる。
そして、小さなブラインドコーナーを抜けた所に、大きな牛は突然現れた。

それも、我々の行こうとする狭い道路のど真ん中に、威風堂々と突っ立っている。
さて?
『牛のどかし方知っている人いますぅ~』
因みに私は知らない・・・
先日テレビで、マツコデラックスが、軽自動車を土手から落としていた番組があったが、牛の力はそんなもんではないの位、私の貧素な脳でも考えられる。
で、しばらくにらみ合い。
さすが牛である。
多分、考えられる事は私と同程度であろう。
全く動かない。
仕方ないので、ジリジリと近寄ってみる。
もちろん、車ごとである。
したら、どうであろか・・・
牛は、ゆっくりと道を開けてくれた。
なるほど・・・

しかし、これは牛との道の取り合いの序の口だった。
その先を更に登る。
この景色である。

私が求めていた、隠岐の景色は!
駐車場に車を留めて、摩天崖展望所に向かい歩く。



もう、最高!
私の中のイメージそのままだ!
少し、違うのは足元のウンコだらけな事。
摩天崖展望所でしばらくの時間を過ごした後、坂を下る。
国賀浜に向かう。
駐車場に車を置き、更に歩いて坂を下る。
目指したのは、通天橋。

古代の溶岩が波の侵食により出来た奇岩だ。
想像より遥かに大きい。
崖の上には先ほどいた、摩天崖展望所が見えて、ウォーキングコースが有ったが、とんでもない急坂であった。
車に戻り、一旦浦郷の街に戻る。
とりあえず、食事。
2時にお招き頂いた、日吉神社の奉納祭を見る。

着物と言い、躍りやそのリズムと言い、とても不思議な奉納祭を見せて頂いた。
再び、島の西を目指す。
鬼舞展望所に向かう。
赤ノ江の集落からどんどん坂を登る。
山の尾根を走るスカイラインに出る。
西ノ島の一番西の鬼舞展望所の下に着き、あとは小高い山を登る。
下から見るより、遥かに高い。

登りきったら結構、ヘロヘロ。
小高い山を降りて、先ほどの道の舗装が終わった道の先を突き進む。
馬の『邪魔くさいぞ』と言わんばかりの視線を浴びながら・・・

道の先はこうなっていました。


クロカン4WDなら、もう少し進みたかったが、坂を登らなかったら帰れなくなってしまうので、途中だが戻る事とする。山の中腹で赤尾展望所に向かう。
いい調子で走っていたら、前方から来た来た!
牛の大群である。
道路を普通に歩いている。

20頭はいるだろうか?
いや、もっといる。
その、ほとんどは親子である。
歩きながら、おっぱいを飲んでいる子牛もいる。
こうなると、どう進んでいいか解らない。
しかし、どうも牛の方が慣れているようだ。
近くに車で寄ると、スルスルと避けてくれる。
親牛はいいが、子牛はそこまでは避けてくれない。
そして、その子牛が驚いたら、親牛は多分怒ったら、そりゃ大変だからね。
牛の大群の中をゆっくりゆっくりと進む。
その列を抜けて、赤尾展望所に到着。
ここも綺麗な景色である。
眼下に通天橋が見える。
しばらく、ゆっくりした後先ほど来た道を戻る。
そうである。
先ほどの牛の大群を後追いするのである。
やはり、追い付いた。
後ろから行くのは、正面から行くのよりやだな(∋_∈)
なんか蹴られそうで・・・・
フェリーの時間がだんだと迫ってきたので、別府に戻る。
帰りに船引運河に立ち寄る。


西ノ島での最後は黒木御所跡。
フェリー乗り場に着き、ちょいと時間があったんでコーヒータイム。
フェリーしらさきが入港して来た。
あと乗船したら、もう夢の中。
途中、海に沈む夕陽を見たかったが、残念ながら曇りとなってしまった。
西郷港にフェリーしらさきは定刻に接岸した。
今日の宿は、隠岐プラザホテルである。
港から歩いて7~8分の距離だろう。
しかし、親父とお袋が結構バテて。
タクシーで行こうかな?と、考えながら下船ブリッジを歩いていたらなんとホテルの方が迎えに来て頂いていた。
確かに、西郷港到着の船便名はメールに記載してあったが、とても嬉しいはからいであった。
ホテル自体は、そんなに新しいホテルでは無かったが、料理はおいしかったし、迎えに来て頂いたドライバーさんや仲居さんも優しい笑顔の人だった。
特にレストランのウエイトレスさん『島の話』が面白く、方言の話や都会に行った時の話等楽しい時間を過ごす事が出来た夜となった。
島の暮らしも良いもんではないかな?
本日の移動距離
航路=72km
走行=48km
合計=120km
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