肥薩線嘉例川駅 『偶然の発見』
鹿児島に出張中、たまたま見つけた、嘉例川駅。
開業百四周年の由緒正しき駅である。
駅舎は、木造の建物で国の有形文化財に指定されている。

駅前広場は結構広く、木造の駅舎の脇に立派な木が立っていてジオラマの最高の素材となりそうな雰囲気を醸し出している。

改札は昔からの木で出来た通用門だ。
照明は、傘の付いた白熱球。
昔は乗降客も結構いたのであろう。
駅舎自体は立派であるが、現在は無人駅になっている。
待合室に、一人のおばあさんがいた。
駅を訪ねて来た人に、人懐こく話し掛け、昔話を聞かせてくれた。
11月11日にはコンサートも開かれるらしく、印刷された紙を渡してくれた。
今はこのおばあさんが駅守をしているのであろう。
駅舎の中は素晴らしく綺麗に手入れをされている。
古い木造の駅舎とおばあさん。
何とも、いい時間が流れている。
木で出来た改札を抜け、ホームに出る。
現在は使われていなく、線路も撤去された対面式のホームがある。
昔は編成も長かったのだろう。

かさ上げ前のホームが長く延びている。
その昔はSLに引かれた、貨客混合列車が往来していたのだろう等と考えていたら、隼人から人吉に向かう、三両編成のディーゼルカーが入線して来た。

僅かな、乗客を乗せ人吉に向かい発車して行った。
ディーゼルエンジンの音が無くなると、また静かになる。
音は、屋根を叩く雨音だけである。
何とも、ゆっくりとした時間が流れ一時の大切な時間を楽しめた偶然な、嘉例川駅との出会いであった。
おばあさんにお礼を告げ、現実にアクセルを踏んだ。
開業百四周年の由緒正しき駅である。

駅舎は、木造の建物で国の有形文化財に指定されている。


駅前広場は結構広く、木造の駅舎の脇に立派な木が立っていてジオラマの最高の素材となりそうな雰囲気を醸し出している。

改札は昔からの木で出来た通用門だ。

照明は、傘の付いた白熱球。

昔は乗降客も結構いたのであろう。
駅舎自体は立派であるが、現在は無人駅になっている。
待合室に、一人のおばあさんがいた。
駅を訪ねて来た人に、人懐こく話し掛け、昔話を聞かせてくれた。
11月11日にはコンサートも開かれるらしく、印刷された紙を渡してくれた。

今はこのおばあさんが駅守をしているのであろう。
駅舎の中は素晴らしく綺麗に手入れをされている。
古い木造の駅舎とおばあさん。
何とも、いい時間が流れている。
木で出来た改札を抜け、ホームに出る。
現在は使われていなく、線路も撤去された対面式のホームがある。
昔は編成も長かったのだろう。


かさ上げ前のホームが長く延びている。
その昔はSLに引かれた、貨客混合列車が往来していたのだろう等と考えていたら、隼人から人吉に向かう、三両編成のディーゼルカーが入線して来た。


僅かな、乗客を乗せ人吉に向かい発車して行った。
ディーゼルエンジンの音が無くなると、また静かになる。
音は、屋根を叩く雨音だけである。
何とも、ゆっくりとした時間が流れ一時の大切な時間を楽しめた偶然な、嘉例川駅との出会いであった。
おばあさんにお礼を告げ、現実にアクセルを踏んだ。
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