上野行きに乗るつもりで、駅の改札を抜け、行き先表示を見る。
次の上野行きは『特急あかぎ・草津』の二階建列車である。(行き先間違う列車を組み合わせた層結列車を〇階建という、ダブルデッカーとは違いますよん)。
次の普通までは、約15分空いている。あとは京浜東北である。
急いでいるので、迷わず、そのまま特急へ乗車。

東北・上越新幹線が大宮暫定開業時に『新幹線リレー号』としてデビューして以来、新特急だとか訳の解らない経緯を経て、ここを走り続けている老兵185系である。
元々日光準急仕様の157系の跡取り普通車とは言え、一応(あくまで一応である)、特急車両…シートはE231のグリーン車と一緒である。
ここで、言いたいのは50km圏内は特急は500円、普通グリーン車はSuicaを使用しても平日750円である。

結論からいくと特急の方がお得である。
もっとも、同じクラスのシートに座ると言う前提での話しだが…
何故、普通列車のグリーン車はあんなに高いのだろうか…
グリーン車とは、名ばかりでダブルデッカー部分に乗れば、荷物棚がありゃしないから、荷物の置き場がありゃしない。
荷物を持って成田へ向かう時の快速エアポートなんか、最悪である。
通勤サラリーマンから金を巻き上げる事しか考えていない様な車両設計でアタッシュケースさえ、膝の上に置く始末である。
211系の平屋グリーンは荷物棚はあるが、いかにせん古さ丸出しで、ズラーと並んだシートを眺め『あぁ181系特急ときで新潟へ向かった時代はこうだったなぁ』と郷愁に浸れる様な乗り物である。(実際には、165系急行佐渡や115系急行ゆけむりの床に新聞紙をひき床に座っていたガキであったが)
それが、嫌なら乗車率150%の普通車へ行けって感じのサービスのサの字も感じられない。
以前、東海道線のグリーンには昼間は安い『デイタイムグリーン券』が存在したが、今は車掌の検札がグリーンアテンダントとかの女性に代わり、経費まで大幅に削減しながら大幅値上げである。
別にそのお姉様方がおしぼりを配る訳でもなく、コーヒーが出る訳でも無い。
ましてや、シートは特急普通席と一緒である。

最長で札幌から那覇まで飛んで1000円のJALのクラスJは安い。(これは安すぎで別の問題が有るが…後記)
何故、もう少し安く出来ないのだろうか。
京急や阪急のクロスシート特急を見習って欲しいところである。
車両自体も少なくとも185系や普通列車グリーンよりは立派でしかも『特急料金はタダ』である。
良く考えてみると同じJRでも『新快速』は、金が掛からないのである。
でも、一番の問題はあれだけ走らせているにも関わらず、東京近郊の通勤電車は『異常な混み』である。それは、日本の人口自体は増えていないにも関わらず、都市近郊だけは異常な位増加している。
ここに、問題がある。